活動報告

平成30年度報告一覧

山形県神社庁にて谷柏田植踊を披露しました

 去る7月15日(日)午後、山形県神社庁にて谷柏田植踊の披露を行ってきました。公演ではなく「披露」としたのは、約10名ほどが参加しての研修会の席上だったからです。

 研修会とは、「ふるさとの祭り・伝承文化を未来につなぐ会」という組織が田植踊を勉強する会を開いたのです。その日は猛暑日で、2階の畳敷き大広間での披露でしたが、わずか20分とはいえ、まさに汗だくの演技となりました。衣裳が「びしょぬれ」の恐れがあったため、あらかじめ、「軽装」をお許しいただいて参加致しました。写真もそのおつもりでご覧くださるようお願い致します。

 また、現在は10月7日(日)の大学祭に向けて地域の方々と合同練習を始めています。今年は、第一演目 「お正月」、第二演目「思う人」、第三演目「一七がえ」を実演予定です。ぜひ、足をお運びください!



「東北文教祭」谷柏田植踊出演情報

日時:10月7日(日)11:45~

場所:@8号館前広場(雨天時は学生食堂)

皆さまのご来場、お待ちしております!

直木賞受賞作家 高橋義夫氏 による講座を行いました


 この講座も3年目となり、第9回の講座となります。今回は、南山形とゆかりのある人物を探るシリーズの第一弾として、山形支在住で「狼奉行」で直木賞を受賞した小説家高橋義夫氏をお招きし、小説家渡辺黙禅の業績、交友録などについてお話しいただきました。文筆活動を同じ生業とする視点を含め、明治・大正時代に一世を風靡した流行作家の生涯と人物像を解き明かしてくださいました。

「奥羽日報」を創刊し、大衆小説の先駆者として明治から昭和にかけて「不平鬼」「女ざむらひ」等を発表した渡辺黙禅は、黒沢の俳句、書画、日本画を嗜む家系譜に生まれ、現早稲田大学在籍の学生作家として華々しくデビューし、明治30年代には流行作家となり一時は青山の私邸に4、5人の書生を抱えました。しかし、関東大震災を契機として、貸本出版作家だったこともあり時の世相から忘れられたということです。これを機に、美空ひばり主演映画の原作本や山形新聞に連載した駒姫を題材とする小説等をはじめとする単行本123冊に直に触れ、一時代を画した流行作家の活躍を辿りたいものです。

 シリーズ第一弾となったこの講座は、歴史という時の流れの中に眠るあらゆる分野で業績をあげた山形ゆかり人物を発掘することへの面白さを感じるものとなりました。

DVD「おもしゃえがらみでけろず~南山形自然探訪」作成中


 現在、実践プラン3では、DVD「南山形探訪」の「自然編」の作成に向けて準備を進めているところです。

 これまで撮影してきた「文化編」と「歴史編」は、すでに東北文教大学の付属図書館や南山形地区のコミュニティセンターに配付しており、ご覧いただけます。なお、東北文教大学のホームページからも動画配信を行っていますので、下記のuRLまたは手順に沿ってご覧ください。



1.「南山形地区物語」DVD作成・上映活動(URL http://uzugusue.netj.jp/movie/


2.検索手順

①東北文教大学の(http://www.t-bunkyo.jp/)を開き、画面の下にある「うづくすぇ」をクリックします。

②「うづぐすぇ」の画面、左の欄にある[映像で見る南山形」をクリックします。

③動画再生画面がでましたら、中央の「再生」ボタンをクリックしてください。

※『南山形歴史探訪』は、ただいま準備中です(平成30年9月1日現在)。

2018/10/23


実践プラン1「2万年の歩みを刻む南山形を知る・楽しむ」

活動実践プラン2「南山形地区ガイドマップ」作成

第1回南山形野外ミュージアム巡り(周遊バスツアー)を実施しました

7月16日(月・祝)、第1回南山形野外ミュージアム巡り(周遊バスツアー)を行いました。今回のバスツアーには、19名の方がご参加下さり、スタッフ含め、総勢31名で周遊しました。ガイドスタッフは、本学学生5名と三宅寛さん、横沢誠一さんが務めました。

 今回が初の試みであったため、事前に現地を回って予行練習と打ち合わせを積み重ね、何度もコースやツアー内容を練り直し、本番に挑みました。当日は猛暑や雨が予想されましたが、天気にも恵まれ、ほどよい気候でバスツアーを行うことができました。また、今回は小松原ふれあいセンターにて昼食をはさみ、全員でお弁当を食べて親睦を深めました。(第2・第3回目は昼食はありませんので、ご注意下さい。)

 参加者の皆さまは地域への愛が熱く、大変勉強熱心な方々ばかりで、お互いに知っている情報を共有し合う様子も随所にみられました。また、参加者からは、「新たな発見があり、大変勉強になった」、「もう一度参加して学びたい」、「若い人たちにも知ってほしい」などの声が寄せられました。